ニュースランキング

'13/11/26

メタボ健診受診者が5割増



 福山市は25日、2012年度の国民健康保険加入者の特定健診(メタボ健診)受診者が1万7694人で、前年度の約5割増になったと発表した。自己負担をなくし、小まめに受診を勧めた成果という。ただ受診率は23・8%と市目標の30%には届かなかった。引き続き対象者に受診の意義を伝えていく。

 12年度の特定健診の対象者は7万4299人。受診者は1万1969人だった11年度より5725人(47・8%)増え、10%台だった受診率は初めて20%台になった。

 市成人健診課によると、集団健診で千円、個別健診で1500円の個人負担を12年度から一律無料化。さらに、心電図など住民の知りたい検査項目を追加したり、市や医療機関からの受診勧奨を強化したりしたのが功を奏したという。

 一方で、12年度の国の目標65%にはほど遠く、市目標の30%も達成できなかった。同課は「元気で長生きするために、毎年、自分の体のチェックを」と呼び掛けている。

 市は17年度までに受診率を45%に高める目標を掲げている。




MenuTopBackNextLast