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'13/11/26

カープ教室で団地の親子に絆



 廿日市市の四季が丘小で24日、広島東洋カープOBを招いた野球教室があった。団地住民の交流を深めようと、四季が丘地区コミュニティづくり協議会が初めて開催。団地内の成人・少年ソフトボールチームの選手たち約100人が、プロの技術を学んだ。

 山本一義さん(75)や木下富雄さん(62)、北別府学さん(56)たち8人が指導した。参加者は3班に分かれ、打撃フォームや送球のこつを習い、内野守備のグラブさばきを練習。教室後はカープOBと団地チームでソフトボールの交流試合をし、盛り上がった。

 山本さんは「家族で野球を楽しんでもらう一日になったのでは」と手応えを語った。父親と参加した、少年ソフト四季が丘クローバーズ投手の同小6年宮武篤矢君(11)は「分かりやすく投球術を教わった」と喜んでいた。

 同団地の住民は約6300人。団地内のソフトチームは少年が1チーム、成人は街区単位で9チームある。成人チームはリーグ戦をしている。ここ数年、引っ越しによる転出や高齢化で選手数が減っているという。

【写真説明】北別府さん(右から2人目)からボールの握り方の指導を受ける子どもたち




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