'13/11/26
学生の就職内定2年連続改善
山口労働局によると、来春卒業予定の山口県内の大学生の就職内定率は10月末現在で55・4%と昨年同期を2・0ポイント上回り、2年連続で改善した。過去最高だったリーマン・ショック直前の2007年と比べるとまだ9・1ポイント低く、労働局は今後も学生への就職相談などに力を入れる。
県内10大学の卒業予定者3786人(昨年同期比1人増)のうち、72・8%の2756人(同46人増)が就職を希望。うち内定したのは1528人(同80人増)だった。男女別内定率は女子が56・6%と、男子の54・5%より2・1ポイント高い。
10月末の内定率は記録の残る1995年以降、02年の35・0%を底に改善が続き、07年に64・5%と過去最高となった。その後、リーマン・ショックの影響で11年には5割を割り込んだ。
労働局は、県内9カ所のハローワークにいるジョブサポーターを各大学に巡回させて未内定者の話を聞き、希望する業種の求人開拓などに当たる。