広島県内の畳職人有志でつくる「日本一長～い畳製作プロジェクト委員会」が手縫いした長さ９メートル、幅９０センチの畳の腰掛けが２５日、広島市安佐南区古市１丁目の区役所１階ロビーにお目見えした。同委員会が来年１１月末まで展示し、来庁者に使ってもらう。

　委員会は、３日にあった区民まつりで約４時間半かけて畳を仕上げた。区民のために役立てようと、台に載せて高さ約４０センチの腰掛けにした。

　この畳について、委員会は「日本一長い手縫い畳」として認定するよう、各分野の日本一を認定、掲載するインターネットサイト「日本一ネット」に申請する予定でいる。

【写真説明】安佐南区役所に設置された、長さ９メートルの畳を使った腰掛け