西日本高速道路中国支社（広島市安佐南区）は12月４日午後９時～５日午前６時、山口市の中国自動車道小郡インターチェンジ（ＩＣ）の上下線出入り口を閉鎖する。近くで交差する山口宇部道路とつなぐ小郡ジャンクション（ＪＣＴ、仮称）建設工事のため。

　小郡ＩＣ周辺では５日午前１時頃から、大型クレーンで約１２０トンの橋桁を据え付ける作業がある。橋桁は長さ39・０メートル、幅７・５メートル、高さ２・３メートルで、中国道と山口宇部道路をつなぐ道路の一部になる。

　小郡ＪＣＴは、山口県が２０１５年度末の完成を目指し、約68億円で整備している。山口宇部道路の流通センターＩＣ―長谷ＩＣ間にあり、完成すれば中国道から北方の県庁、山口市役所や、南方の山口宇部空港（宇部市）などへのアクセスが改善される。