'13/11/30
広島大、入学志願票写し紛失
広島大(東広島市)は29日、大学院生物圏科学研究科の50代の男性教員が、生物生産学部の受験生が提出した入学志願票などのコピー9人分を紛失したと発表した。
大学によると、紛失したのは今月21日にあったアドミッション・オフィス(AO)入試用の書類で、名前や住所を記した入学志願票▽在学する高校が受験生の人間性などをPRする志願者評価書▽高校時代の成績を一覧にした調査書▽自己推薦書の4種類。
男性教員は面接担当者だったため、受験生41人のうち9人分のコピーを事前に受け取り研究室で保管していたという。入試前夜に紛失に気付き、翌朝、入試担当者を通じて学部長に届け出た。原本は大学が別に保管しており、入試では代理の教員が面接した。後日、担当者が該当の受験生たちを訪問して謝罪した。