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'13/11/29

求人倍率が中国4県で上昇



 中国5県の各労働局が29日まとめた10月の有効求人倍率(季節調整値)は、広島が1・07倍と前月から0・03ポイント上がった。微減の岡山を除く4県で0・02~0・05ポイント上昇。景気の回復傾向を受けて幅広い業種の採用が増え、求職者も減った。

 広島は2カ月続けて上がり、基調判断を「一部に厳しさが残るものの、緩やかに改善している」と4カ月ぶりに上方修正。水野知親局長は「円安で企業活動が活発だ。就職が進むとともに解雇も減り、求職者が減っている」と分析している。

 新規求人は2万3486人と前年同月より10・8%増え、45カ月連続のプラス。建設業が24・8%、製造業が11・1%それぞれ伸びた。サービス業も派遣社員や警備員の需要増で33・2%増えた。

 山口は0・99倍で0・02ポイント改善。2カ月連続で前月を上回った。求職者の減りが大きかった。新規求人は9938人で前年同月より0・2%の微増にとどまった。

 岡山は0・01ポイント減の1・30倍。島根は1・12倍で0・02ポイント、鳥取は0・94倍で0・05ポイントそれぞれ上がった。




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