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'13/12/1

埋蔵品研究 見学して実感



 広島県郷土史研究協議会は30日、東広島市鏡山の広島大でキャンパス見学会を開いた。県内各地から集まった19団体の約200人が埋蔵文化財調査室などの研究施設を巡った。

 埋文調査室では、中世の流通をテーマにしたパネル展示や土器などを見学。出土品などを整理する部屋では、手順や職員の役割分担などを聞いた。講演会では、同大総合博物館の藤野次史教授が、旧石器から近世・近代までの31遺跡がキャンパス内で確認されていることなどを解説した。

 見学会は、加盟団体が持ち回りで開く総会・大会の行事として企画した。同大文書館の小池聖一館長の「作家梶山季之とその時代」と題した講演もあった。

【写真説明】埋文調査室の展示品に見入る参加者




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