'13/11/29
尾道バイパスで標識など落下
国土交通省福山河川国道事務所は28日、尾道市栗原町の国道2号尾道バイパス上り線から、約3メートル下の進入路に、道路標識と基礎部分のコンクリート片2個が落下したと発表した。27日午後5時20分ごろ、通行人から同事務所に通報があったという。車両などへの被害はなかった。
同事務所によると、本線の通行車両に合流警戒を促す標識。支柱は高さ3・6メートル、標識板は0・72メートル四方で、重さは計約20キロ。本線左側に設置されていた。コンクリート片は約8キロ(長さ約30センチ、幅約15センチ)と、約2キロ(同約10センチ、同約15センチ)。
同事務所によると、標識は1993年に据えられた。支柱にさびは確認されなかったため、コンクリート劣化の可能性もあるとみて調べている。同事務所は「再発防止のため、バイパスにある同様の標識を緊急点検する」としている。