'13/11/29
古紙回収促進を検討 三原市
三原市のまちづくり戦略検討会議は28日、城町庁舎で一般廃棄物対策を協議する専門部会の初会合を開いた。ごみの再資源化率が低い現状を受け、当面は古紙類回収の在り方をテーマにすることを申し合わせた。
市環境管理課が市の再資源化率について、2011年度で12・4%と、広島県内23市町の中で2番目に低い現状を問題提起した。
焼却処分する燃えるごみのうち51%は紙、布類。同課はこのうち古紙類(新聞紙、雑誌、段ボールなど)が多くを占める可能性があるとみる。現在、古紙類を燃えるごみに分類し、再資源化を目的にした回収業務をしていないためだ。
会合では、焼却施設や最終処分場の負担軽減などのため、再資源化に向けた古紙類の回収促進の在り方を議論することを決めた。
【写真説明】一般廃棄物対策について協議する専門部会の初会合