中国新聞

■ 国連軍縮大阪会議を振り返って ■■■
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2003ヒロシマ祈りの日

ヒロシマ胎動

2003/08/25

「軍縮とその将来」をメーンテーマに開かれた国連軍縮大阪会議
 「軍縮とその将来」をメーンテーマにした国連軍縮大阪会議(国連軍縮局、国連アジア太平洋平和軍縮センター主催)は、十九日から二十二日まで、大阪市の大阪国際交流センターで開かれた。国内で通算十五回となる今会議には、米ロ中などの核保有国をはじめ、アジア・太平洋地域を中心に政府高官や軍縮問題専門家、非政府組織(NGO)の代表ら十八カ国から五十五人が参加。後退する核軍縮の現状と課題をさまざまな角度から検討するとともに、「軍縮教育セミナー」を初めて導入し、会議参加者と地元教諭が意見交換した。その中からあらためて「暴力の文化から平和の文化」をつくり出すための平和・軍縮教育の重要性が確認された。会議で焦点となった「核軍縮の現状と課題」「軍縮・不拡散教育」の討議内容を紹介すると同時に、会議の歩みを振り返る。
(田城明、森田裕美)

「平和の文化」教育から