福山ＹＭＣＡは２６日、台風３０号の被害を受けたフィリピンを支援しようと福山市のＪＲ福山駅周辺で街頭募金活動をした。甚大な被害を受けたレイテ島から、セブ島やパナイ島に避難している人々を受け入れている現地のＹＭＣＡを通じて支援物資などを送る。

　職員６人と国際ビジネス専門学校の日本語学科に通う留学生計１３人が被災地の写真パネルなどを掲げ、募金を呼び掛けた。ベトナム人留学生のグエン・ティー・タン・タムさん（１９）は「少しでも自分にできることをしたい」と話した。２７日も同駅周辺でする。

　全国のＹＭＣＡが取り組む活動で、食料や飲料水、医薬品などを送るほか、復興支援に充てる。

【写真説明】フィリピン支援を訴え、街頭募金活動をする留学生たち