広島県世羅町や町商工会などでつくる「脱温暖化プロジェクトせら」は、町内の交差点でアイドリングストップの実態調査をしている。結果は来年度以降の普及活動に活用する。

　今月中旬から始め、これまで延べ４カ所で調べた。２６日は本郷の本郷交差点にメンバー４人が立ち、方向別にアイドリングストップをした車の台数を約１時間数えた。「停車したらエンジンも止めよう」などと書かれたのぼりや横断幕を近くに掲げた。年度内にもう３カ所程度を調べる。

　今年６月に町民約８００人を対象にした同プロジェクトのアンケートでは、約４割がアイドリングストップを「心掛けている」と回答。しかし「駐車場などでの待ち時間にはしていても交差点では少ないのでは」とみて、調査に乗り出した。

　１０月には町内の計４７事業所にアイドリングストップを呼び掛けるチラシを配った。

【写真説明】本郷交差点でアイドリングストップの調査をする脱温暖化プロジェクトせらのメンバー