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'13/11/27

学校跡地、使い道決まらず




 大竹市小方ケ丘(大願寺造成地)に移転し小中一貫校「小方学園」となった旧小方小と旧小方中跡地で、校舎の解体が進んでいる。当面残す予定の中学校体育館を除き、本年度内に更地となる。使い道は決まっておらず、市中心部に広大な空き地ができる。

 解体工事は9月、旧小方中から始まり、3階建ての校舎2棟と図書館棟がほぼ終了。がれき撤去が進む。2万4300平方メートルの敷地は、中央にある体育館を挟み、グラウンドと校舎跡地が空き地になる。敷地1万7400平方メートルの旧小方小にも重機が入り、校舎2棟と体育館の解体が進んでいる。

 両校は国道2号を挟んで東西に向かい合う。旧小方中は市役所に隣接し、大型商業施設や小方港にも近い。

 市は空き地の利用計画について、「岩国大竹道路の詳細ルートが公表されてから検討する」と市議会で説明している。市と国土交通省はルートや側道の取り付けなどを協議している段階で、一帯の青写真を描くにはまだ時間がかかりそうだ。

【写真説明】解体工事が進む旧小方中跡地。中央は当面残る体育館、右はグラウンド




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