'13/11/27
山口県知事、今定例会を欠席
山口県は26日、10月末から入院中の山本繁太郎知事が、27日に開会する県議会定例会を欠席すると発表した。今後の入院期間は「当分の間」とした。山本知事は入院理由を「万全の体調で定例会を迎えるため」と説明していたが、「公約」を果たせなかった。
県によると、山本知事が同日午後、入院先の県内の病院で山根信之秘書課長に「今しばらくの間、入院療養が必要」などと伝えた。「県議会や県民におわびする。一日も早く退院し、公務に復帰したい」と述べたという。
山本知事は同日、県議会の柳居俊学議長宛てに、定例会が閉会する12月13日までの欠席願を提出した。定例会初日の本会議での提案理由説明は藤部秀則副知事が代理する。12月2日には代表質問があり、県は会期中に職務代理者を置くかどうかを検討する。
県庁で記者会見した藤部副知事は、山本知事の近況を「ベッドに腰掛け、県政課題をめぐる協議や報告を受けている」と説明。入院理由は「過労からくるもの。病状の詳細は山本知事の意向で公表しない」とした。