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'13/11/30

避難所の運営 ゲームで学ぶ



 災害時の避難所の運営方法をゲームで学ぶ講座が29日、東広島市西条町の市保健医療センターであった。市内の自主防災組織や住民自治協議会などの約70人が参加した。

 9班に分かれ、リーダーが避難者の年齢や性別、被害状況を書いたカードを読み上げた。避難場所の振り分けは健康状態や家族構成を考慮、小学校の見取り図にある体育館や空き教室などにカードを置いていった。制限時間を設け、災害時の切迫感も体験した。

 「出入りする通路が必要」「高齢者向けスペースはトイレの近くがいい」などと話し合い、仮設トイレの設置場所も決めた。避難者の要望・苦情への対応や救援物資の配布方法も考えた。

 9月に始まった全7回の防災活動リーダー養成講座の6回目。同市河内町の東深雪さん(65)は「いろんな人がどんどん来てパニックになった。事前にいろいろ想定してマニュアルを作る必要がありそう」と話していた。

【写真説明】ゲームを通じて災害時の避難所設置を模擬体験する参加者




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