'13/11/30
青の世界鮮やか表現 尾道
青を基調とした画風で知られる画家佐野ぬいさん(81)=東京都=の作品展が、尾道市潮見町のなかた美術館で開かれている。来年1月19日まで。
油彩画やステンドグラスの計44点。風景や音楽などからイメージを膨らませて描いた抽象作品が多い。日々の出来事や思いを縦14センチ、横18センチのキャンバスに表現した「ダイアリーシリーズ」18点も並ぶ。
佐野さんは1960年代から青をテーマカラーに描き続け、母校の女子美術大(東京)学長も務めた。三原市宮浦の県立広島大3年重久知子さん(20)は「青と組み合わせる色次第で印象が変わり面白い」と話した。
月曜休館。一般500円、中高生と大学生100円。小学生以下と市内の大学生以下は無料。同館=電話0848(20)1218。
【写真説明】青を基調とした鮮やかな作品が並ぶ会場