広島県内の45社・団体で推進する飲酒運転根絶プロジェクト「ＨＩＲＯＳＨＩＭＡ飲酒運転ゼロＰＲＯＪＥＣＴ」（中国新聞社企画）のイベントが12月２日、広島市中区基町の紙屋町地下街シャレオ中央広場である。

　中国新聞社が制作した、飲酒運転事故の悲惨さなどを伝えるＤＶＤ（約20分間）を初めて上映。２０１１年に飲酒運転事故に巻き込まれて亡くなった安佐南区の高校２年三浦伊織君＝当時（16）＝の母由美子さん（43）、伊織君の友人や恩師たちのインタビューなどを収めている。

　会場には、伊織君が事故当時に乗っていた自転車や衣服などの遺品を展示。昨年12月から始まったプロジェクトを紹介する本紙掲載の広告や記事、ポスターなどのパネル約20点も並ぶ。

　午後０時10分～９時で入場無料。来場者には飲酒運転ゼロの願いを込めた青のリストバンドを贈る。中国新聞社広告局＝電話０８２（２３６）２２１１＝平日のみ。