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'13/11/30

努力の大切さ 母校で伝える



 福山市出身の元プロ野球選手小川邦和さん(66)=相模原市緑区=が29日、母校の大成館中(広島県神村町)で、全校生徒約400人に、目標に向かって努力する大切さを伝えた。

 大学卒業後、社会人野球を経て巨人に入団。投手として活躍し、広島東洋カープにも在籍した。

 中学時代は、控え選手だったことを告白。尾道商高では一念発起し、甲子園出場を目指して練習を重ね、春の選抜大会で準優勝を果たした。「強い意志で一生懸命やればかなう。だめでも努力したことは報われる」とエールを送った。

 2年田辺隼君(14)は「目標に対する真剣な姿勢に刺激を受けた。陸上の長距離走で県大会に出るため、もっと練習したい」と話した。

【写真説明】ボールを手に、努力の大切さを話す小川さん




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