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'13/11/28

鉄路復活へ一歩 住民歓迎



 JR可部線可部―旧河戸間(広島市安佐北区)の延伸をJR西日本が国に事業許可申請した27日、住民は鉄路復活への第一歩を歓迎する一方、住宅団地と駅を結ぶ移動手段の確保や安佐市民病院の建て替えなど、将来のまちづくりに注文の声も上がった。

 「廃線から10年、悲願がようやく動きだした」。住民たちでつくるJR可部線利用促進同盟会の大畠正彦会長(72)=同区亀山=は声を弾ませる。11月に手作りのペットボトルちょうちんを持ち、延伸区間を練り歩くイベントを企画。約700人が機運を盛り上げた。

 沿線には住宅団地が点在し、駅とのアクセスが課題だ。同盟会は、団地住民たち約1800人を対象に乗り合いタクシー導入へ向けてアンケートを実施。「新駅を核に利用促進につなげたい。市の支援に期待する」

 市は、安佐市民病院を終点駅予定地の荒下地区に移転新築する方向で最終調整している。亀山南学区自治会連絡協議会の西田征義会長(75)=同区亀山南=は「延伸との相乗効果で街が活性化する。市長は早く判断してほしい」。

 安佐市民病院現地建て替え期成同盟会の松井修会長(69)=同区可部東=は「現在地建て替えが願いだ。終点駅周辺のにぎわいづくりは、もっと議論が必要」と話した。

【写真説明】鉄路復活を祝い、沿線住民が企画した「大提灯(ちょうちん)行列」(2日)




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