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'13/11/28

広島の冬賞与2年ぶり上昇


 ひろぎん経済研究所(広島市中区)が27日まとめた広島県内の企業の今冬のボーナス支給見込み額は、1人当たり平均43万2200円で昨冬の実績より1万2700円(3・0%)増と冬季では2年ぶりに増えた。業績の回復を受け、幅広い業種で伸びた。

 支給率は1・75カ月分で0・05カ月分増えた。業種別では16業種中、化学と建設を除く14業種で伸びた。3%台の伸び率は、2006年冬の3・4%以来となる。同研究所は「自動車など輸出産業の業績改善が、ほかの産業にも波及した。年末年始の商戦にもプラスの影響が出そうだ」とみる。

 製造業139社の平均は45万4200円で1万6200円(3・7%)増。支給率は1・77カ月分で0・06カ月分増えた。

 非製造業167社の平均は40万6300円で9200円(2・3%)増えた。支給率は1・72カ月分で0・03カ月分増。

 10月中旬から11月上旬に559社に聞き、349社(62・4%)が答えた。昨冬の支給実績と今冬の支給見込み額とも回答があった306社をまとめた。




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