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'13/11/28

海外向け「保命酒」開発



 福山市鞆町特産の薬味酒「保命酒」を製造する岡本亀太郎本店は、アルコール度数が高く甘みを抑えた海外向けの保命酒を開発した。フランスを中心に米国、台湾などへの輸出を目指している。

 アルコール度数は約40度と、通常の14度前後に比べて高い。食前酒やカクテルのベース、スイーツ材料としての需要を見込む。

 保命酒は江戸前期から鞆町に伝わる薬味酒で、鞆町では4業者が製造している。2011年度に国のJAPANブランド育成支援事業に選ばれ、4業者でつくる協同組合がフランス・パリで市場調査。薬草の風味が残る強い酒が好まれると分かった。岡本良知専務は「パリでは高い評価を受けた。販路を確立したい」としている。

【写真説明】輸出用にアルコール度数を高くした保命酒




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