中国新聞
TOP PAGE

核時代と同時テロ
(同 英文)

核時代 負の遺産

アフガン攻撃 米中枢同時テロ

「テロ・報復戦争とヒロシマの役割」座談会 2002/01/01

無差別せん滅の思想
 菱木さん
明るい音楽自粛気分
 中村さん
誤爆や証拠説明欠く
 福井さん
追従し過ぎた周辺国
 井上さん
有事法制や改憲加速
森滝さん


click here!
NY9月11日 
その衝撃と背景

写真はAP=共同
報復 
「不朽の自由」の足元

政府対応 
日本は何をしたのか

平和への道 
いかに行動すべきか

核廃絶 今こそ好機
国連アジア太平洋
平和軍縮センター所長
石栗 勉
■核の使用に現実味
 被爆地から阻止を


 「戦争の世紀」だった二十世紀から、「平和の世紀」実現を目指 してスタートしたはずの二十一世紀。しかし、世界の多くの人々の 願いは、三千人を超える死者・行方不明者を出し、世界を震撼(か ん)させた昨年九月十一日の米中枢同時多発テロと、それに対する 米英両国によるアフガニスタンへの報復攻撃によって一年をたたず して裏切られた。今回のテロと報復戦争が私たちに突きつけた課題 は何か。平和実現に向けて被爆地広島はどのような役割を果たせる のか―。中国新聞は、広島平和研究所の福井治弘所長ら学者や平和 運動家、若い世代の五人に、核兵器のない平和な未来を切り開くべ く、ヒロシマの課題や展望を語り合ってもらうとともに、国連アジ ア太平洋平和軍縮センターの石栗勉所長に、国連から見たヒロシマ への期待などについて寄稿してもらった。


出席者
広島平和研究所所長
福井 治弘さん(66)

広島修道大法学部教授(国際政治学)
菱木 一美さん(65)

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表
森滝 春子さん(62)

ディスクジョッキー
中村 道生さん(34)

広島大医学部学生
井上 知子さん(24)

-田城明編集委員