中国新聞
第5回世界平和連帯都市市長会議
広島・長崎 2001.8.4〜2001.8.9

ヒロシマ・ナガサキアピール 【要旨】

 科学技術の時代であった20世紀は同時に、核兵器と地球環境の破 壊を創(つく)り出してしまった。その反省に立ち21世紀を「人道 の世紀」とするため努力する。すべての暴力を否定し、和解と協 調、理性と良心でつくり出される平和の世紀である。

 各国政府及び国際機関に対し(1)核兵器禁止条約の早期締結 (2)地域紛争の元凶である小型武器の規制(3)京都議定書の早 期批准(4)産業構造の軍民転換(5)子どもたちを戦争や暴力か ら守る国際的な枠組みづくり(6)社会的不正義や貧富の拡大の解 決―を強く求める。

 私たちは「人道の世紀」の担い手として(1)核兵器廃絶、紛争 地域の和解に向けNGO・NPOとの連携(2)インターネットを 活用した情報交換(3)平和教育の推進、被爆体験の意味の学問的 な体系化―に取り組むことを決議する。

平和市長会議 10市の代表に聞く (01/08/11)
「人道の世紀」へ行動誓う アピール採択し閉幕 (01/08/10)
NGO・市民の連携確認 「核保有国へ圧力を」 (01/08/09)
被爆体験人類の財産 普及へ資料整理急ぐ (01/08/07)
「世界平和の実現」に力 行動計画を初採択 (01/08/06)
「平和と人道へ役割」 連帯都市会議開幕 (01/08/05)

特集 核の脅威脱却へ より強く行動を (01/08/02)


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