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ドームと「明日の神話」出会う English '06/8/6


 浮かび上がる平和の祈り―。芸術家岡本太郎氏が原爆のさく裂する瞬間を描いた壁画「明日の神話」の原寸大の映像が五日夜、広島市中区の原爆ドーム前の護岸に映し出された。

 午後八時すぎ、対岸から大型プロジェクターで石積みの護岸に投影。映像は徐々に大きくなり、高さ五・五メートル、幅三十メートルの原寸大になった。

 現物は六月に修復されて東京で公開中。市民が広島への設置を誘致しており、後押ししようと市民グループ「イマジン・プロジェクト・ヒロシマ」が企画した。(和多正憲)

【写真説明】原爆ドーム前の護岸に映し出された「明日の神話」の映像=5日午後10時30分、広島市中区(撮影・荒木肇)


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