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原爆伝える遺品や写真 東広島市役所 '06/8/4

 ▽保存推進協 60点展示

 被爆の資料を集めた東広島市原爆展が三日、市役所玄関ホールで始まった。市原爆被爆資料保存推進協議会(宮川忠孝会長)の主催で、十一日まで。

 原爆ドームのタイルの破片や熱風で変形した馬の置物、髪の毛が焼き付いた鉄かぶとなど、同協議会が保管している約六十点を展示。

 住民の目撃情報を基に、原爆投下時に市内各地から見えた黒煙やきのこ雲を描き加えた写真もあり、訪れた市民が足を止めて見入っている。

 同市高屋町郷、事務機器販売業藤井公夫さん(65)は「どんな理由があっても、核兵器を使ってはいけない」と話していた。土、日曜休み。(治徳貴子)


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