中国新聞


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原文(英語)

「テロ・報復戦争とヒロシマの役割」座談会

核時代 負の遺産

アフガン攻撃
 米中枢同時テロ





核時代と中枢同時テロ 2002/01/09


〜米の歴史家2氏 連名で寄稿〜


マーティン・シャーウィン氏
 一九三七年生まれ。タフツ大学(マサチューセッツ州)歴史学教授。広島・長崎への原爆投下に至る第二次大戦中の米核政策をテーマにした「破滅への道程」(七五年)で、米歴史本賞受賞。ボストン郊外在住。

カイ・バード氏
 一九五二年生まれ。歴史研究家。スミソニアン・ウッドロー・ウイルソン国際センター研究員。被爆五十周年のスミソニアン航空宇宙博物館での原爆展中止の是非を問う著書「ヒロシマの影」の編者。ワシントンDC在住。

 広島・長崎への原爆投下をめぐる史実など、核問題に詳しい米国 タフツ大学の歴史学教授であるマーティン・シャーウィン氏と米歴史研究家のカイ・バード氏が八日、中国新聞に連名で原稿を寄せた。昨年九月の米中枢同時多発テロを受け、事件の意味などを核時代と重ね合わせながら分析している。米マスコミを通じてアメリカ人に呼びかけた内容に手を加え、日本人にも訴えたもので、両氏は「被爆地の広島市民をはじめ、日本の多くの人々にわれわれの訴えを知ってもらいたい。核兵器廃絶、世界平和のために日本人はより積極的にイニシアチブを発揮してほしい」とのメッセージも添えている。

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