▽6日に平和公園訪問
呉市の友好都市・米国ブレマトン市から訪れている高校生三人が三日、呉市中通のビュー・ポートくれで広島市中区の原爆の子の像にささげる折り鶴約百羽を折った。
国際ソロプチミスト呉(海生能子会長)が企画し、今年で三回目。海生会長から白血病で亡くなった像のモデル、佐々木禎子さんの話を聞いた後、メンバーから折り方を教わった。クリフォード・メーヤーさん(17)は「禎子の話は胸が痛む」と言いながら、折り紙に向かっていた。
高校生はメンバーらと六日、平和記念公園内にある像を訪れる。事前にメンバーが準備した折り鶴と合わせ、計約一万羽をささげる。原爆資料館見学や碑めぐり、とうろう流しにも参加し、平和について学ぶ。(増田咲子)
【写真説明】国際ソロプチミスト呉のメンバーから指導を受け、折り鶴を作るブレマトン市の高校生
|