中国新聞
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第5回世界平和連帯都市市長会議
広島・長崎 4日開幕



質問の内容
  1. 核兵器廃絶に向けた、具体的な提案を教えてください。
  2. 今回の会議は、子供を取り巻く暴力の問題を取り上げます。あ なたの都市の現状と、解決策を聞かせてください。
  3. 被爆者と広島市民へのメッセージをお願いします。
  4. あなたの都市を簡単に紹介してください。






世界平和連帯都市
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 寄稿「自治体
   新世紀の起爆剤」













  ■アンケート結果■

   草の根運動広がり指摘 ―子どもへの暴力は深刻―

 今回の会議で討議の大きな柱となる「核兵器廃絶に必要な方策」 などの質問に対して、世界各地の十五カ国、十九都市から回答が寄 せられた。

 二十一世紀は、核の脅威から解放された世紀に―。ロシア・ボル ゴグラード市が指摘するように核兵器廃絶への願いは共通して強か った。

 そのため、広範な市民による行動が必要と考える都市が目立っ た。米国のニューへブン市は「地球規模の市民運動が必要だ」。ロ シアのウスチイリムスク市も「市民の圧力があれば、政府は核兵器 使用や実験を禁止するようになる」と指摘した。ドイツのハノーバ ー市は「平和や軍縮への関心を再び呼びさませるのが都市の役割」 と自らの責務を強調した。

 今回、新たなテーマとして取り上げる「子供を取り巻く暴力文化 について」の質問の回答では、各都市の抱える深刻な状況がうかが えた。解決策として、米国のセバストプル市は「政府や親たちが、 非暴力による問題解決の手本を示さないといけない」と答えた。

回答を寄せた19都市
ニューヘブン
(アメリカ)
セバストプル
(アメリカ)
ポートオブスペイン
(トリニダードトバゴ)
ネーピア
(ニュージーランド)
モンテンルパ
(フィリピン)
チャンダルナゴール
(インド)
ビシャーカパトナム
(インド)
マタレー
(スリランカ)
テヘラン
(イラン)
ポートエリザベス
(南アフリカ)
コ モ
(イタリア)
ハノーバー
(ドイツ)
ゴンフルビルロルシェ
(フランス)
マラコフ
(フランス)
コベントリー
(英 国)
プロンスク
(ポーランド)
ミンスク
(ベラルーシ)
ボルゴグラード
(ロシア)
ウスチイリムスク
(ポーランド)