今回でマリとケビンが登場する Homestay in America は終わります。会話文の英訳に挑戦しましたが、いかがでしたか? 昨年4月からのほぼ1年間、投稿していただいたみなさんに感謝しています。この最後の課題にもふるって応募してね。
さて、次回からは新しいバージョンを始めます。中学生や高校生がもっと楽しめるよう知恵を絞っています。
Until next time!
米国イリノイ州出身。ニューヨークの大学と、サンフランシスコの大学院で演劇を勉強。大学院生のときに「ピースコール」というボランティアとして、ヨーロッパのチェコで英語の先生をした。広島市安佐北区在住。
前回の課題マリはバレンタインデーにチョコレートをケビンにプレゼントした。
チョコレートをありがとう、マリ。親切だね。ほら1個あげる。
私は本当にあなたとあなたの家族に感謝しているの。あなたたちと良い時間を過ごせたわ。 日本に戻るのはどんな気持ち? 正直言うと、複雑な感じ。私の会った米国人の多くはヒロシマについて知らなかったでしょ。そしてどのくらい原子爆弾の実態を伝えられたか分からない。 マリ、ぼくと一緒にうまくやれたよ。 |
解答例 クリックすると解答を聞くことができます。(MP3ファイル)Mari gives Kevin a box of chocolate for Valentine's Day.
Thanks for the chocolate, Mari. That was nice of you. Here, have a piece.
I'm really grateful to you and your family. I've had such a good time staying with you. How do you feel about going back to Japan? I have mixed feelings, to be honest. Most Americans I met don't know much about Hiroshima, do they? And I don't know how successful I was conveying the reality of the atomic bombing to them. You were successful with me, Mari. |
【言葉のポイント】 That was nice of you はこういう状況でよく使う言い回しです。Here, have a piece がここでは一番自然ですね。 I'm really grateful to you も覚えておくといい表現ですよ。広島市佐伯区のりょんのおばあちゃんさんと中区の Punch Line さんよくできました。 How do you feel about… はよく使われる言い回しですが、次にはかならず動詞 +ing がきます。福山市の小林さんたちはちゃんとできていました。 to be honest は広島市安佐南区の Yumiko さんのように to tell the truth にしてもいいですよ。文章の初めに持ってきてもOKです。 被爆の実相を語るときに mixed feelings や convey はよく使われますよ。 【文化のポイント】 マリはホストファミリーに別れを告げるとき、さよならのハグをすることでしょう。米国人は、家族や親友と久しぶりに会ったり、長い間親しくした人と別れるときに、よく抱擁をするのです。 |
英語翻訳の応募は、下のフォームから送れます。どしどしチャレンジしてね。
マリとケビンは米国での生活を振り返っている。 |
マリ、ぼくは君から広島についてたくさん学んだよ。そしてきっと君に会った多くの人もそうだと思うよ。 そうかもね。 そして君が心を動かした人は、さらにほかの人に影響を与えるだろうと覚えておくことも大事だね。つまり一人でも心を動かすことができたら、成功なんだよ。その人はさらにたくさんの人に影響を与えることができるから。 ありがとう、ケビン。あなたは良い友達ね。 広島のメッセージを引き継ぐよう頑張るよ。 私も頑張り続けるわ。 |
※締め切りは3月1日(必着)です。