米国には「新年の誓い」といって目標を書く習慣があります。皆さんも2009年の英語に関する目標をいくつかつくってみてください。英語力をもっと磨くために、どんなことができますか。アイデアを書き出すことから始めると良いですよ。ばからしいとか、不可能と思うことでもOK。自分の枠から抜け出すことで、今までにないとんでもない良い考えが浮かぶかもしれません。そしてその中から2、3個選んで習慣に取り入れてはどうでしょうか。英語の目標に近づくための新しいチャンスと言えます。
米国イリノイ州出身。ニューヨークの大学と、サンフランシスコの大学院で演劇を勉強。大学院生のときに「ピースコール」というボランティアとして、ヨーロッパのチェコで英語の先生をした。広島市安佐北区在住。
前回の課題マリとケビンはケビンの家でクリスマスツリーの飾り付けをしている。
あなたの家では毎年クリスマスには本物の木を手に入れるの?
そうだよ。でも人工的な木も今ではよくあるよ。 本物のクリスマスツリーはとてもいい香りね。 マリ、被爆後、広島には長い間何も育たないって言われなかった? ええ、それはうわさだった。実際には新たな芽が廃虚の中で姿を見せたの。これらの新しい植物や花は被爆者に希望を与えたわ。 |
解答例 クリックすると解答を聞くことができます。(MP3ファイル)Mari and Kevin decorate the Christmas tree in Kevin's house.
Does your family get a real tree for Christmas every year?
We do. But artificial trees are common now, too. A real Christmas tree smells so good. Mari, after the atomic bombing, didn't people say that nothing would grow in Hiroshima for a long time? Yes, that was the rumor. In reality, new sprouts sppeared in the ruins of the city. These new plants and flowers gave the survivors hope. |
【言葉のポイント】 クリスマスツリーについて話すときは、real や artificial といった形容詞が自然です。これらを両方使ったのは1人だけでした。広島市西区の畠さんです。拍手。 In reality は the rumor と対比する意味で一番適した選択です。しかし、actually、in fact や the fact is という表現も大丈夫です。
ほとんどの人は sprouts の代わりに buds を選びましたが、両者には違いがあります。植物や花について話すとき、最初に土から出てくるのが sprout。その後、葉や花になるとき、つぼみのようになるのが bud です。この会話では、sprouts の方が良いでしょう。
最後の文は、安佐北区のMs.Abeさんのように gave hope to the survivors と順番を変えてもいいですよ。 【文化のポイント】 米国では12月、クリスマスツリー用の木が市内にトラックで運ばれ、空き地で売られます。農場に行って、生えている木の中から選ぶことができる所もあるんですよ。 |
英語翻訳の応募は、下のフォームから送れます。どしどしチャレンジしてね。
マリとケビンは大みそかのパーティーで話している。 | |
マリ、日本の人たちも「新年の誓い」をつくるの? そうでもない。でもたくさんの人が神社へ祈願に行くわ。 何を祈るの? 健康や幸せ、そんなことね。広島の人たちは平和も祈ると思うわ。 世界の平和? そうよ、広島の人々は長い間平和を祈り続けてきたの |
※締め切りは1月15日(必着)です。