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Let's Share Hiroshima!

外国でも平和を話し合うために


米国の次期大統領にオバマ氏が決まり喜んでいます。いろんな意味で彼は米国と世界を変えてくれるでしょう。核軍縮や廃絶へも前進することになるでしょう。世界が危険な道を歩んできたこの8年間に終わりを告げる動きです。核兵器をなくすことは簡単ではないかもしれませんが、希望は出てきました。そしてその可能性は高まっているのです。

アダム・ベック アダム・ベック

米国イリノイ州出身。ニューヨークの大学と、サンフランシスコの大学院で演劇を勉強。大学院生のときに「ピースコール」というボランティアとして、ヨーロッパのチェコで英語の先生をした。広島市安佐北区在住。

 

前回の課題


マリとケビンはゴールデン・ゲート・ブリッジの近くで会話を続けている。

 あなたの家族はどうだったの、マリ?彼らには何が起こったの?
 えーっと、私のお父さんは北海道出身なの。お母さんは広島出身だけどね。
 じゃあ、爆弾が投下された時、彼女の家族は広島にいた?
 おばあさんはその時13歳だったよ。今は76歳。
 何が起きたのか、彼女は話したことはある?
 米国に来る前、彼女にそれを聞いてみたのよ。
 なんて言ったの?

解答例  クリックすると解答を聞くことができます。(MP3ファイル)

Mari and Kevin continue their conversation by the Golden Gate Bridge.

 What about your family, Mari? What happened to them?

 Well, my father is originally from Hokkaido. My mother is from Hiroshima, though.
 So her family was in Hiroshima when the bomb was dropped?
 My grandmother was 13 at the time. She's 76 now.
 Did she tell you what happened?
 Before I came to America, I asked her about it.
 What did she say?


【言葉のポイント】

何かを尋ねるとき、What about は便利な表現ですね。How about もいけますね。竹原市のつかちゃんさんや広島市東区のharuさんはこちらを選んでいました。

出身地と現在住んでいるところが違う場合、originally を使うと良いでしょう。私の場合は I'm originally from Ohio となります。

この文脈では、ケビンの質問の初めに So があるといいですね。Then ではありません。広島市南区のめいぷるんさんや中区のイチゴさんたち、よくできました。また、ケビンは確認のための質問をしていますね。このため文法的には So was her family…とするよりも解答例の方が適しています。マリの発言を確認しているだけですから。

【文化のポイント】

米国は広いので、遠くに引っ越すことは珍しくありません。私はオハイオで生まれ、800キロ離れたイリノイで育ちました。高校卒業後はそこから1500キロ離れたニューヨークの大学に通い、さらにそこから4700キロ離れたカリフォルニアに引っ越しました。

英訳してみよう!!

英語翻訳の応募は、下のフォームから送れます。どしどしチャレンジしてね。

今回の例文 

マリとケビンはゴールデン・ゲート・ブリッジの側で会話を続けている。

 そのとき祖母は中学生だったの。でも彼女はその日、学校にはいなかったのよ。
 なんで?
 多くの学生は戦争のために動員されていたの。平和公園からそう離れていない、屋外で働いていたの。
 爆弾がさく裂したところから近かったんでしょ。
 そう。一緒に働いていたほとんどの学生は殺されたわ。
 でも彼女は生き残ったんだ。
 ひどいやけどをおったんだけど、生き残ったの。

 ※締め切りは11月16日(必着)です。

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