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Let's Share Hiroshima!

外国でも平和を話し合うために

禎子さんのことを考えるとき、広島大学病院の院内学級でボランティア教師をしたことを思い出します。私は3年間、入院していた児童に英語を教えました。彼らの多くは、禎子さんのように白血病でした。

みなさんは悲しい場所を想像するかもしれません。実際子どもが亡くなった時には涙を流したこともありました。しかしそこは、私たちの忙しい生活の中にはなかなかない、愛情に満ちた喜びでいっぱいでした。子どもや大人たちは死の影を常に伴っていたので、彼らは私たちよりも、愛と命の喜びを深く感じていると思いました。私は彼らに英語を少しだけ伝えたかもしれませんが、彼らはもっと大切なことを教えてくれました。

命に感謝することです。

アダム・ベック アダム・ベック

米国イリノイ州出身。ニューヨークの大学と、サンフランシスコの大学院で演劇を勉強。大学院生のときに「ピースコール」というボランティアとして、ヨーロッパのチェコで英語の先生をした。広島市安佐北区在住。

 

前回の課題

9年後、佐々木さん一家は広島で再び幸せな生活を過ごしていました。禎子は幟町小学校の6年生でした。彼女は健康で、運動、特に走ることが大好きな活発な女の子でした。しかし12月のある日、禎子は体調を崩しました。医師は彼女が原子爆弾の放射線の影響で白血病にかかっていることを見つけました。

解答例 クリックすると解答を聞くことができます。(MP3ファイル)

  1. Nine years later, the Sasaki family was again enjoying a happy life in Hiroshima.
  2. Sadako was a sixth-grader at Noboricho Elementary School.
  3. She was a healthy, active girl and loved sports, especially running.
  4. But one day in December, Sadako became ill.
  5. The doctor discovered that she had leukemia, the result of radiation from the atomic bomb.

  1. enjoying のように、現在進行形をこの文章に使うと自然です。living (三原市の東さんたち)や leading (福山市の小林さんたち)も使えます。
  2. 私は a sixth-grader を選びましたが、広島市西区のHahataruさんや畠さんたち、多くの人がそうしたように in the sixth grade を使うのもいいです。
  3. この文章の構成は少し難しかったですが府中町のSOS男さんや安佐北区のMs.Abeさんたち、多くの人が正しく訳していました。
  4. 次の前置詞のルールを覚えて下さい。 in + 月( in December )と、on + 日にち( on Monday や on December 25th )です。三原市のみゆたんさんや佐伯区のJunちゃんさんたち、多くの人が正しい前置詞を選びました。
  5. 「…の影響で」にいろんな表現がありましたが、私は the result of がいいと思います。

英訳してみよう!!

英語翻訳の応募は、下のフォームから送れます。どしどしチャレンジしてね。

今回の例文

1955年の2月21日に禎子は入院しました。

彼女はすでに重い病気でしたが、気力はまだ強かったのです。

彼女はほかの患者と友達になり、年下の子どもたちと遊びました。

しかし6月に、たった6歳だった友達のゆきこさんが白血病で亡くなりました。

その時、禎子は自分も死んでしまうのではないかと思い始めたのです。

※締め切りは10月31日(必着)です。

英訳のヒント
【気力 - spirit】【白血病 - leukemia】【ではないかと思う - wonder】
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英語訳
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