1945年8月6日〜2001年8月6日 世界の人々は、この間に何を知ったのでしようか? 放射性エネルギーを兵器として利用したとき、 戦闘員と市民の別なく、おびただしい悲惨な死、 さらに長く放射能による人体の破壊が続いたことでしょうか。 核兵器を持とうとする核実験が新たな核被害者を生んだこと、 核兵器を持つ国が存在することが世界の脅威となり、 核保有国を増やしつづける原因となり、 世界の恐怖を拡大していったことでしょうか? 2001年夏。世界の人々は 20世紀に知った失敗の教訓の数々≠ 忘れようとしているのでしようか? それとも、もう一度、教訓のひとつひとつを思い起こし、 21世紀の世界を、平和のうちに繁栄する時代にするために、 役立てようとしているのでしょうか? 2001年8月6日は、広島にとっては慰霊の日です。 同時に、明日へ向けて これらの問いに答えを求めていく日でもあります。 『中国新聞ホームページ』から、その広島の動きを お伝えします。 2001年8月 Web編集者 |