被服支廠の建築構造は 中区で講演会
20年2月3日
広島市内最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」の建築としての文化的な価値を学ぶ講演会「旧被服支廠の解体を防ごう」が2日午後1時半、中区の原爆資料館である。申し込み不要で無料。
建築史が専門の広島大の三浦正幸名誉教授が講師を務める。被服支廠が日本最古級の鉄筋コンクリート建築で、れんが造りと併用した珍しい構造であることなどを解説。文化財になり得る歴史的価値があることを紹介する。
被服支廠を巡っては、3棟を所有する広島県が「2棟解体、1棟の外観保存」の原案を示しており、保存を訴える市民の動きが相次いでいる。講演会は県に全棟保存を求めている市民団体「旧被服支廠の保全を願う懇談会」の主催。定員150人。事務局☎090(6408)1528。
(2020年2月1日朝刊掲載)
建築史が専門の広島大の三浦正幸名誉教授が講師を務める。被服支廠が日本最古級の鉄筋コンクリート建築で、れんが造りと併用した珍しい構造であることなどを解説。文化財になり得る歴史的価値があることを紹介する。
被服支廠を巡っては、3棟を所有する広島県が「2棟解体、1棟の外観保存」の原案を示しており、保存を訴える市民の動きが相次いでいる。講演会は県に全棟保存を求めている市民団体「旧被服支廠の保全を願う懇談会」の主催。定員150人。事務局☎090(6408)1528。
(2020年2月1日朝刊掲載)