岩国では大空襲慰霊祭
18年8月16日
終戦直前の1945年8月14日にあった米軍による岩国大空襲の慰霊祭が14日、岩国市の麻里布町第三街区公園であった。戦没者の遺族や地域住民、市の関係者たち約50人が参列。犠牲者の冥福を祈り、不戦への誓いを新たにした。
参列者は午前11時15分のサイレンに合わせて黙とう。主催した麻里布地区自治会連合会の森口勝征会長(74)が「戦災の記憶は薄れようとしている。平和のために何をするべきか問い掛けていくことが必要」とあいさつした。その後、参列者は会場に設けられた祭壇に焼香した。
空襲で父を亡くした平岡洋子さん(83)=尾津町=は「優しい父だった。平和な時代がいつまでも続いてほしい」と話していた。(馬上稔子)
(2018年8月15日朝刊掲載)
参列者は午前11時15分のサイレンに合わせて黙とう。主催した麻里布地区自治会連合会の森口勝征会長(74)が「戦災の記憶は薄れようとしている。平和のために何をするべきか問い掛けていくことが必要」とあいさつした。その後、参列者は会場に設けられた祭壇に焼香した。
空襲で父を亡くした平岡洋子さん(83)=尾津町=は「優しい父だった。平和な時代がいつまでも続いてほしい」と話していた。(馬上稔子)
(2018年8月15日朝刊掲載)