基地対策室を検討 柳井市
18年3月12日
山口県柳井市の井原健太郎市長は9日、米軍岩国基地(岩国市)の問題を専門に扱う基地対策室の設置を検討する考えを表明した。5月に厚木基地(神奈川県)からの空母艦載機移転が完了するのを踏まえ、対策の強化が必要か判断する。
この日の市議会一般質問で議員の質問に答えた。井原市長は、昨夏から艦載機移転が始まったが騒音は大きく変わらないとした上で「これまで以上に飛行の実態、騒音状況を注視しなければならない」と強調した。
同市は現在、災害対応の危機管理室が基地問題も扱い、専門部署はない。市によると、山口県内で専門部署を設けるのは県と岩国市だという。(堀晋也)
(2018年3月10日朝刊掲載)
この日の市議会一般質問で議員の質問に答えた。井原市長は、昨夏から艦載機移転が始まったが騒音は大きく変わらないとした上で「これまで以上に飛行の実態、騒音状況を注視しなければならない」と強調した。
同市は現在、災害対応の危機管理室が基地問題も扱い、専門部署はない。市によると、山口県内で専門部署を設けるのは県と岩国市だという。(堀晋也)
(2018年3月10日朝刊掲載)