アフガン職員 予算編成学ぶ 広島県庁訪問
18年1月30日
政情不安が続くアフガニスタンの財務省職員19人が29日、広島県庁を訪れ、県職員から予算編成や地方分権について聞いた。国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所(広島市中区)による研修の一環。
財政課の鈴木洋平課長たちが、予算執行の流れや国と地方の税財源配分などを説明。「日本の行政は国、都道府県、市町村の3層構造で役割分担している」「東京に集中する人口、税源を是正するために地方分権が必要」などと述べた。
一行は、公共財政の管理を学ぶ目的で24日に来日し、27日に広島入り。同事務所などで研修し、2月2日に帰国する。アレムシャー・イブラヒミさん(32)は「国内ではテロが発生し、基盤整備が十分進まない。広島の例を参考に、公共サービスを充実させたい」と話した。
(2018年1月30日朝刊掲載)
財政課の鈴木洋平課長たちが、予算執行の流れや国と地方の税財源配分などを説明。「日本の行政は国、都道府県、市町村の3層構造で役割分担している」「東京に集中する人口、税源を是正するために地方分権が必要」などと述べた。
一行は、公共財政の管理を学ぶ目的で24日に来日し、27日に広島入り。同事務所などで研修し、2月2日に帰国する。アレムシャー・イブラヒミさん(32)は「国内ではテロが発生し、基盤整備が十分進まない。広島の例を参考に、公共サービスを充実させたい」と話した。
(2018年1月30日朝刊掲載)