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オバマ氏広島訪問 「警備やり遂げた」 宮園・県警本部長が離任会見

 警察庁長官官房付に7日付で転出する県警の宮園司史本部長(55)が6日、県警本部で離任会見をした。約1年9カ月の在任期間について「充実した日々を過ごすことができた」と振り返った。

 宮園本部長は、4月に広島市であった外相会合とオバマ米大統領の広島訪問に伴う警備を印象に残った出来事に挙げ、「広島の歴史に残る仕事の一端を担えたことに感謝したい」と強調。「県民の協力と理解がなければやり遂げることはできなかった」と述べた。

 また、特殊詐欺被害と交通事故死者の減少に向けた取り組みにも触れ、「昨年は数値目標こそ達成できなかったが、前年に比べ大きく減らすことができた」とし、一層の減少に期待感を示した。(門戸隆彦)

(2016年6月7日朝刊掲載)

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