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松江・山口で被曝検査

 福島県は、県外避難者を対象に、内部被曝(ひばく)線量を測定する検査装置(ホールボディーカウンター)を搭載した移動式放射能測定車による無料の検査を、11日から松江市、25日から山口市で各4日間、実施する。

 福島県が全国への避難者を対象にした検査の一環で、島根、山口両県での検査は初めて。島根県内は松江市内中原町の県職員会館で開く。11日は午前10時半~午後4時半、12日以降は9時半開始となる。12、13日は保健師たちによる健康相談を受け付ける。

 山口県内は山口市大手町の県社会福祉会館が会場。25日から4日間とも午前9時半~午後4時半。健康相談は26、27日に開設する。

 両県以外に住む避難者も対象。福島県によると6月11日現在、島根に71人、山口に69人が避難している。事前申し込みが必要。専用電話Tel080(5743)5867=午前9時~午後5時。

(2015年9月3日朝刊掲載)

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