三次市議会も廃案意見書 安保法案
15年7月3日
三次市議会(定数26)は、1日の本会議で、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案の廃案を求める意見書案を賛成多数で可決した。近く、安倍晋三首相と衆参両院議長宛てに郵送する。
意見書は、法案について「日本を戦争国家に変え、自衛隊が世界各地で戦争犠牲者を出すことにつながる」と指摘。「平和外交によって世界各国との信頼と友好を構築するべきだ」としている。議長を除く議員25人のうち、13人が賛成した。
同市議会では、2014年6月と12月、集団的自衛権行使容認の解釈改憲に反対する意見書の提出を求める請願が提出されたが、いずれも不採択となっていた。(野平慧一)
(2015年7月2日朝刊掲載)
意見書は、法案について「日本を戦争国家に変え、自衛隊が世界各地で戦争犠牲者を出すことにつながる」と指摘。「平和外交によって世界各国との信頼と友好を構築するべきだ」としている。議長を除く議員25人のうち、13人が賛成した。
同市議会では、2014年6月と12月、集団的自衛権行使容認の解釈改憲に反対する意見書の提出を求める請願が提出されたが、いずれも不採択となっていた。(野平慧一)
(2015年7月2日朝刊掲載)