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本川小と米教会 交流の物語 広島市中区で2日 記録映画上映

 被爆後に広島から米国の教会に贈られた児童の絵が約60年ぶりに戻り、展示されるまでを描いたドキュメンタリー映画「ヒロシマの校庭から届いた絵」の上映会が、6月2日午後6時から、中区袋町の合人社ウェンディひと・まちプラザ(現まちづくり市民交流プラザ)である。無料。

 絵は本川小(中区)の児童が1947年、米国ワシントンの教会から届いた学用品のお礼として贈った。玉入れなど運動会の様子や、川の街広島の風景などが描かれている。2010年に同校で絵の展示会が開かれた。

 同校と教会の交流を知った米国在住の舞台芸術家重藤マナーレ静美さん(66)が関係者へのインタビューを重ね、82分の作品に仕上げた。当日は、重藤さんや当時絵を描いた卒業生のトークショーもある。

 駐大阪・神戸米国総領事館主催。1日までに申し込む。先着100人。世話人の世良さんTel090(4651)4744。

(2015年5月27日朝刊掲載)

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