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熊毛中生(周南) 被爆ピアノで合唱 広島の平和公園

 周南市の熊毛中2年生140人が21日、広島市中区の原爆ドーム対岸の親水テラスで、被爆ピアノの伴奏で平和への願いを込めて合唱した。

 戦争の不条理さや平和を願う「ヒロシマの有る国で」を、爆心地から1・8キロの千田町(現中区)の民家で被爆したピアノの演奏で歌った。原爆ドームや原爆資料館も見学した。

 同校が広島で平和学習をするのは昨年から。山本悠真君(13)は「原爆を乗り越えたピアノの音色を聞き、あらためて平和の大切さについて考えた」と話していた。(藤田智)

(2015年5月22日朝刊掲載)

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