米英の初参加を岸田外相が評価 ウィーン会議
14年12月10日
オーストリア・ウィーンで8日に開幕した「核兵器の非人道性に関する国際会議」に核保有国の米国と英国が初めて参加したことについて、岸田文雄外相は9日、「核軍縮の上で前進」と評価し、議論の行方を注視する考えを示した。
岸田氏は「核軍縮の進展には、核保有国の理解と協力が必要」と強調。「核兵器の人体や地球環境への影響について、活発な議論を歓迎する」と期待した。
政府は、佐野利男軍縮大使を団長とし、被爆者団体の代表や核問題の専門家を加えた代表団を派遣している。「オールジャパンの態勢で核兵器のない世界に向け、現実的かつ実践的な取り組みの重要性を訴える」と述べた。
(2014年12月10日朝刊掲載)
岸田氏は「核軍縮の進展には、核保有国の理解と協力が必要」と強調。「核兵器の人体や地球環境への影響について、活発な議論を歓迎する」と期待した。
政府は、佐野利男軍縮大使を団長とし、被爆者団体の代表や核問題の専門家を加えた代表団を派遣している。「オールジャパンの態勢で核兵器のない世界に向け、現実的かつ実践的な取り組みの重要性を訴える」と述べた。
(2014年12月10日朝刊掲載)