「平和とは何か」語る リーパーさん、広島県熊野で講演
14年7月30日
前広島平和文化センター理事長で平和活動家のスティーブン・リーパーさん(66)が29日、熊野町の介護老人保健施設「熊野ゆうあいホーム」で「平和とは何か」について語った。
入所、通所のお年寄りや子ども約100人を前にリーパーさんは「自分や自国さえよければと競い、勝とうとするのが戦争。他人や周囲の幸せを考えるのが平和文化」などと説き、世界地図のウェブサイトをスクリーンに映しながら「温暖化など地球環境の問題も重要」と呼び掛けた。
小学6年平田俊介君(12)は「地球を守りたいと思った」と話していた。
リーパーさんは昨春のセンター退職後、日米を行き来しながら活動している。講演は、子育て中の女性職員が多い同施設が、夏休み中に職員の子どもを受け入れ、ボランティア体験や学習をさせるプログラムの一環として企画した。(田中伸武)
(2014年7月30日朝刊掲載)
入所、通所のお年寄りや子ども約100人を前にリーパーさんは「自分や自国さえよければと競い、勝とうとするのが戦争。他人や周囲の幸せを考えるのが平和文化」などと説き、世界地図のウェブサイトをスクリーンに映しながら「温暖化など地球環境の問題も重要」と呼び掛けた。
小学6年平田俊介君(12)は「地球を守りたいと思った」と話していた。
リーパーさんは昨春のセンター退職後、日米を行き来しながら活動している。講演は、子育て中の女性職員が多い同施設が、夏休み中に職員の子どもを受け入れ、ボランティア体験や学習をさせるプログラムの一環として企画した。(田中伸武)
(2014年7月30日朝刊掲載)