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原爆の惨禍 伝える写真 尾道 「ヒロシマ・ナガサキ」展

 ヒロシマ・ナガサキ原爆写真展が広島県尾道市防地町の人権文化センターで開かれている。8月15日まで。無料。

 説明文付きの写真パネル26点を展示。原爆で焼け野原になった広島市中心部、焼け落ちた長崎市の浦上天主堂などの惨状のほか、がんなど後障害についても紹介している。被爆直後の逃げ惑う人々や防火水槽の中で息絶えた人を描いた絵のパネル、2020年までの核兵器廃絶を目指している平和首長会議に関するパネルもある。

 尾道市東則末町の主婦東愛さん(34)は「罪のない人が犠牲になる。二度とこのような惨劇があってはいけない」と話した。土日祝日休館。Tel0848(37)2631。(村上昭徳)

(2014年7月18日朝刊掲載)

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