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被爆者100人見舞う 広島市東区の原爆ホームで市長

 広島市の松井一実市長は3日、東区の原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」に被爆者約100人を見舞った。9日まで原爆養護ホームや病院を訪れる。

 松井市長は2、3階で、それぞれロビーに集まった入園者に「体に気を付け、戦争を繰り返さないよう若い世代に被爆体験を伝えてください」とあいさつ。居室を回り、一人一人の手を握って励ました。

 代表して見舞金を受け取った村田ナカさん(100)は「緊張して手が震えた。気遣ってもらってうれしい」と話した。

 松井市長は、4日に矢野おりづる園(安芸区)、8日に倉掛のぞみ園(安佐北区)、9日に舟入むつみ園、広島赤十字・原爆病院(以上中区)を訪問する。(西村萌)

(2014年7月4日朝刊掲載)

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